肉じゃがレシピ(作り方) だし汁       じゃが芋

ほっくほくの肉じゃがは、和食の定番レシピと言われるだけあって、簡単&おいしいお料理です♪
お料理初心者でもパパッとつくれますので、ぜひチャレンジしてくださいね。
作って冷やすと、味がじゃがいもに染みこむので、次の日の肉じゃがもおいしくいただけますよ!

肉じゃが

材料:(4人分)

 牛肉(薄切り) 200g
 ジャガイモ 300g
 ニンジン 100g
 玉ネギ 1コ
 糸コンニャク 100g
 だし汁(二番だし) 3カップ
 <調味料>  
 ・砂糖 大さじ1
 ・みりん 大さじ3
 ・酒 大さじ1
 ・しょうゆ 大さじ5
 グリンピース(冷凍または缶詰) 30g
  適量

下ごしらえ:

  1. (1)ジャガイモは皮をむいて芽を取り、2つ割にして2〜3つの乱切りにし、水にさらしておきます。
  2. (2)ニンジンはジャガイモよりやや小さめの乱切りにします。
  3. (3)糸コンニャクは3ヶ所位に包丁を入れておきます。
  4. (4)玉ネギはくし型に切ります。
  5. (5)牛肉は3cmに切ります。

作り方:

  1. (6)鍋に油を熱し、肉を炒めます。
  2. (7)肉にサッと火が通ったら、玉ネギ、ニンジン、糸コンニャク、ジャガイモの順に加えて炒めます。
  1. (8)全体に油がなじんだら、だし汁を加えて煮立て、アクがでてきたらていねいに取り除きます。
  2. (9)弱火にして砂糖、酒、みりんを加えます。
  1. (10)落とし蓋をして、5分ほどしたらしょうゆを加え、野菜が柔らかくなるまでゆっくりと煮含めます。
  2. (11)味が充分に浸み込んだら、グリンピースを加えてサッと煮て火を止めます。

じゃがいも 豆知識

 じゃがいも 豆知識 

「ジャガイモ」にはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは熱に弱いのですが、ジャガイモのビタミンCは熱に強く加熱しても失われ難く70%くらいは残るといわれている優れものです。
しかもポテトサラダやコロッケ、シチューなどのジャガイモを使う料理は一度にたくさんの量を食べる事ができるのでビタミンCもたくさん摂ることができます。
ビタミンCはカラダの調子を整える働きの他に抗酸化作用(カラダが錆びるのを防ぐ作用)や、免疫力を高める、コラーゲンの生成を促進したり、メラニン色素を抑制したり、鉄分の吸収を良くしたり、ストレスを緩和させたりする働きがあるといわれていて美肌とは切り離せないビタミンです。
毎日の食事の中で食べてきれいになるよう効果的に摂りたいものです。

じゃがいもについて:

  1. ジャガイモはナス科でトマトやナスと同じ仲間です。ビタミンCを多く含む形が球状でホクホクした粉質の男爵や長い楕円形で煮崩れしにくいメークイーンが主ですが、他にも多くの種類があります。

じゃがいもの旬:

  1. 春九州から収穫が始まり、北上し、生産量最大の北海道で9月中旬ピークを迎えます。

美味しいジャガイモの見分け方:

  1. 皮が薄く表面がなめらかでふっくらしたものが美味しいとされます。

じゃがいもを美味しく食べるコツ :

  1. 茹でる時は水から茹でると煮崩れを少なくできます。
  2. 種類によって特徴(粘質・粉質)があるので、それぞれの特徴を上手に利用するのがおすすめです。芽にはソラニンという有害物質が含まれるので取り除きましょう。

じゃがいもの保存方法について:

  1. 風通しの良い涼しい所で保存してください。日や光に当てると発芽しやすくなるので暗い所で保存しましょう。
だし汁って何? だしの取り方

だしの取り方


  • 一番だし・・・お吸い物やうどんのつゆに。
  • 二番だし・・・普段のお惣菜に。
  • 昆布だし・・・鍋ものや湯豆腐に。
  • 煮干しだし・・みそしるに。


一番だし

材料: 
●だし昆布10cm角1枚(約10g)●削りかつお節10〜20g●水5カップ

  1. 昆布は固く絞った濡れ布巾で拭き、表面の汚れや砂をよく取りのぞきます。
  2. 鍋に水と昆布を入れ、中火よりやや弱い火にかけます。
  3. 昆布が湯の表面に浮いてきたら取り出します。昆布を入れたまま沸騰させると、ヌメリがでて、だし汁がにごるもとになります。
  4. 沸騰直前に削りかつお節を1度に加え、10秒したら火を止めます。
  5. ザルに布巾をかけ、ボウルの上に重ねておきます。
  6. かつお節が下に沈むタイミングをみはからって、(5) で静かに濾します。漉した残りのかつお節で2番だしを取ります。
昆布は固く絞った濡れ布巾で拭く 昆布が湯の表面に浮いてきたら取り出す 沸騰直前に削りかつお節を1度に加え、火を止める かつお節が下に沈むタイミングをみはからって静かに濾す。


二番だし

材料:
●一番だしを取った後の昆布や削りかつお節●昆布5cm角1枚●水3カップ●削りかつお節約5g

  1. 鍋に一番だしを取った後の昆布や削りカツオ、昆布(汚れをとったもの)、水を入れ、火にかけます。
  2. 沸騰したら削りカツオをたして、10分ほど弱火で煮ます。
  3. 火を止めて、布巾をかけたザルで濾します。

一番だしを取った後の昆布やかつお節、昆布、水を入れ、火にかける。 沸騰したら削りかつお節をたして、10分ほど弱火で煮る。火を止めて、布巾をかけたザルで濾す。


昆布だし

材料:●昆布15cm角1枚(約15g)●水5カップ

  1. ボウルに水をはり昆布(汚れをとったもの)を入れ、約2時間漬けます。
    (しばらく水につけてから火にかけ、沸騰直前で取り出す方法もあります)

ボウルに水をはり昆布を漬ける。


煮干しだし

材料:●煮干し(いりじゃこ)約30g ●水5カップ

  1. 煮干しは頭と内臓を取って鍋に入れ、水を加えて火にかけます。煮干しを空煎りしてから使うと香ばしく、より風味よく仕上がります。
  2. コトコトとやや弱めの中火で約10分煮出します。途中アクをとります。
  3. 火を止めて、布巾をかけたザルで濾します。

煮干しは頭と内臓を取って鍋に入れ水を加えて火にかける やや弱めの中火で約10分煮出す。 火を止めて、布巾をかけたザルで濾す

和食の定番 絶品!ほっくほくの肉じゃが
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