牛丼店の味を家庭で再現

いつもの牛丼の味をワンランクもツーランクもUPさせるのは、赤ワインのほのかな酸味と、カラメルの微かな苦味と香ばしい甘味と、洋風のダシ。紹介するのは、たかが牛丼、されど牛丼、ただものではない牛丼の作り方
(タレは多目です。余ったら冷蔵庫で保存してください。すき焼きの割り下にも使えます。)
 

安い肉でも美味しく作れる技ありレシピ


牛丼

牛どん



牛皿



使用した材料 4〜5人分

・玉ネギ ............大2コ
・牛肉の薄切り ............270g
・半熟卵(又は温泉卵か生卵) ..............4コ
・紅生姜 ..............適宜

牛丼のタレ
・水 ..............250cc
・三温糖 ............25g
・赤ワイン ............30cc
・みりん ..............25cc
・醤油 ..............75cc
・塩 ..............2本指でひとつまみ
・固形スープ ..............1/2コ
・かつおダシの素 ..............少々(小さじ1/4程度)
・コショウ ..............少々
・ニンニク ..............中1片
・ショウガ ..............ニンニクより小さめの塊


牛丼の作り方           

牛丼の作り方

1. カラメル作り

鍋に三温糖と、水大さじ1(分量外)を取り、火にかけて煮詰める。

2. 薄く焦げ色がついて、カラメルのいい匂いがしてきたら、鍋をまわして均一にし、火から外し、赤ワインを一気に加え、鍋をゆすって混ぜ、再び火にかけ、みりんも加えて、煮溶かす。

(カラメルは、プリンのような完全なカラメル状態でなくて、ほんのり色づく程度にする。)

3. 水、固形スープ、かつおダシの素、叩いたニンニク、叩いた生姜、しょう油、塩、コショウを加え、1〜2分煮て火を止める。

(冷めてから、空き瓶などに移して冷蔵すれば、保存がきく。)

4. 玉ネギは半分に切り、繊維に直角に、幅5〜7ミリにスライスする。牛肉は2〜3センチに 切る。

5.3.)のタレを火にかけ、煮立たったら玉ネギを入れ、玉ネギがしんなりしたら牛肉を入れて煮る。

生姜とニンニクは取り除く。食べるまで、蓋をしてそのままにしておき、味を染み込ませる。

6. 食べる時に、鍋に火を入れて温め、丼にごはんをよそい、網杓子で具を盛り、真ん中に卵を落とし、紅生姜を添える。



7.5.)の鍋に、豆腐とエノキ茸を加えてサッと煮て、皿に盛れば牛皿の出来上がり。



簡単・確実に作れる温泉玉子           
以前に紹介しました温泉卵の作り方は、 「ご飯が入ってる炊飯ジャーの片隅に入れる」、又は「卵を凍らせてから茹でて放置する」  というやり方でした。しかし、それだと「ジャーのメーカーによって出来具合が違ってくる、あるいは出来ない」 、「ワザワザ卵を冷凍するのがめんどう」そんな欠点がありました。ならば、ということで、 再度トライしてみました。
温泉卵の作り方、完結編です!!



はじめに

そもそも、保温しっぱなしになっている炊飯ジャーを、そのままにしておくのは何か もったいない。という思いからの温泉卵作りでした。

作るにあたって、まず、メーカーに問い合わせをし、 ジャーの保温スイッチが入ってる間の内部温度は、60〜70℃(メーカーによって違う)であるということを聞いてましたので、 (卵は、白身が約70℃、黄身の方は約60℃で固まる) 炊飯ジャー内は温泉卵作りに最適の環境である、 という確信を持った上での実験でした。
つまり、 卵を60〜70℃のお湯に入れて、温度を持続させておけば、 生卵は簡単に温泉玉子になる!ということになります。

では、それを踏まえて、完全なる温泉卵作りを始めましょう。

用意するもの

・蓋付きホーロー鍋(厚い鍋)....小さめの鍋
・熱湯1000cc.....卵がすっぽりかぶる水量
・冷水200cc
・卵

開始!
湯が沸騰したら火を止めて、水(冬の水道水を使用)を入れ、卵を投入、蓋をする。


熱湯1000ccに、水200cc入れた場合
10分後


見た目は完璧!温泉卵。が、黄身はとろリ。もう少し固めたい。

20分後


今度は白身が固まりすぎ。15分位が適当か....


熱湯1000ccに、100cc入れた場合では
13分後


湯の温度が高いので、殻に白身がくっついてる

16分後


上と同様に、見離れがイマイチ

20分後


これ位時間が経過すると、上の200cc入れた場合と大差はない


まとめ

1000ccの沸騰したお湯に、200ccの冷水を加えて10〜15分間放置したものが、一番温泉玉子らしい出来でした。湯は、卵がすっぽり浸る量であれば、少なくてもかまいません、その際は 加える水の量も減らしてください。


番外編:ボールを使って
ボールに熱湯を入れ、水で薄め、卵を入れてラップして、タオルで包み、20分間放置で出来あがり!
牛丼店の味を家庭で再現 逸品!牛丼の作り方
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